アメニクリーン

排水処理施設の悪臭対策に、化学反応ですばやく脱臭します。

下水、し尿処理場や各種事業場の排水処理施設で発生するさまざまな臭気は、周辺住民の苦情となる可能性が高く、的確な対応が求められます。また、悪臭の主な原因物質である硫化水素は機器の腐食の原因となります。化学脱臭剤「アメニクリーン」は、原因物質を化学反応させることで無臭物質に変化させ、悪臭を発生させないようにします。

イメージ画像と商品写真(ビーカー入り液体)

主な適用場所(下水処理場)

主な適用場所(下水処理場)の図

下水処理場での実施例

■測定方法

アメニクリーン130REを汚泥に添加し、脱水機から排出された脱水ケーキをポリ瓶に取り、25℃の恒温槽に保存して悪臭成分を測定。

■測定結果

実施例2の測定結果の表(画像)

アメニクリーンの特長

悪臭の原因物質を化学反応で確実に除去します。

化学反応により、悪臭の原因物質である硫化水素、メチルメルカプタンを無臭物質に変化させ、悪臭を確実に除去します。
 

微生物の活動を抑制し、腐敗の進行を止めます。

硫化水素やメチルメルカプタンは、汚泥などの腐敗の進行に伴って連続的に発生します。腐敗の原因となる微生物の活動を抑制することで、悪臭を発生させにくくします。

少量で効果を発揮。低コストで運用できます。

「アメニクリーン」は、他の脱臭方法と比較して少量で効果を発揮します。したがって、排水処理施設の既存の設備や工程を変更する必要がなく、低コストで運用できます。

機器の腐食防止や作業環境の改善にも役立ちます。

原因物質を除去することで、機器の腐食防止やコンクリートの劣化防止、重力濃縮槽の汚泥浮上防止のほか、作業環境の改善など、脱臭以外の効果ももたらします。

使用基準

添加/50〜500ppm(原液)添加で使用する
散布/1000〜3000ppm(原液)散布で使用する
※使用タイプ別の希釈倍数、添加率の基準です。実際の臭気に応じて最適の使用方法・使用量をご提案させていただきます。

アメニクリーンのご使用にあたって、
各種装置のご提案もおこなっておりますので、
お気軽にご相談ください。

実施例


■アメニクリーン使用装置


■脱水ケーキコンベアに散布


■送泥管に添加